令和6年10月20日(日)福岡市民西区総合防災訓練が玄洋小学校にて行われました。
9時に地震が発生したという想定で、各町内の避難要支援者の確認を行いながら1時避難所に避難。
その後、町内会長の指示に基づき2時避難所の玄洋小学校に避難。
避難要支援者も支援者と共に避難。
町内会長を先頭に2時避難場所の玄洋小学校に多くの方が避難。
各町内の1時避難場所に避難した方は校区全体で511名でした。
写真の奥の方が町内別の2時避難者です。
玄洋校区全体で318名が避難してきました。
写真手前側は西消防署・西消防団・西警察署・陸上自衛隊福岡駐屯地・西部ガス・日本自動車連盟(JAF)・福岡市土木建設協力会・福岡市水道局・福岡市市民局の皆様です。
矢野玄洋校区自治協議会会長の挨拶の後、今宿消防団による放水作業展示です。
みごと火(的)は消えました。
はしご車による屋上の避難要支援者を救助実技展示。
屋上から助け出されたのは玄洋小学校の有吉教頭先生です。
高い所怖くはなかったですか?
消防署員によるロープ1本で降下実技の披露。
蘇生体験やAEDの装着体験。
JAFが出されていた水深60Cmでの車のドアの開閉体験。
筆者も試しましたが、ビクともしませんでした。
男女共同参画部のお世話による避難食カレーの配布。
パトカーや消防車への試乗体験。
中にはサイレンまで鳴らす子も多く、ご近所には迷惑をおかけしました。
火災時の煙の体験。
運動場いっぱいを使って、いろいろな体験コーナーや特殊車両の展示を行ってます。
自衛隊の車両展示。
左上から73式大型トラック。
右上の炊事とお風呂車両をけん引してきました。
左下は偵察用オートバイ。
右下は軽装甲機動車。
装甲車の外側はさすがに頑丈にできてました。
体育館の中では避難所開設訓練が行われました。
着替え等をするためのプライベートルームの組み立て。
組み立てた後は子ども達の遊び場所になってます。
避難ルームの組み立て。
上の方からは中が見えるようになっていて、安否確認ができます。
簡易ベッドやダンボールによるスペース区割板の組み立て。
エアマット。
簡易トイレ。
閉会式では大園西区長の講評で閉会となりました。
西区防災訓練は毎年、小学校を代えて行っています。
約20年前には自衛隊のヘリコプターが校舎の後ろから現れて、驚いた記憶があります。
20年前には九大学研都市駅も無く、何も無く田んぼと畑・空地と福大の古い野球練習場があったくらいだったからヘリコプターも来れたのですが、この辺は西の都となりました。
参加された方は1時避難所からの約3時間の訓練や体験を通して、防災意識をもっていただけたと思います。